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アノマリー。



「アフリカ奥地に住むある部族が雨乞いの舞を踊ると必ず雨が降るそうです。なぜでしょうか?」



クイズがマイブームの時、呑みの席でしばしば出題していた問題です。答えは『雨が降るまで踊るから』。正解が解らずとも答えを聞いた時の反応が千差万別で、その人の本性を表しているようで大変興味深かったです。



降雨と踊りは全く関係ないけど、メカニズムが解明されていなければ、何だか関係あるような気がしてくる。理論や法則から合理的な説明ができない事柄を言う。願掛け、呪い、占いなんかもそうです。経済の教科書を開けば、アノマリーとか錯誤相関とかの名前で出てきます。



株価でよく聞くアノマリーは、『暴落は10年周期でやってくる』。W・S・ジェボンズの説が有名。設備投資は10年のサイクルがある、というジュグラー循環の派生的な理論。



1987  ブラックマンデー
1997  アジア通貨危機
2008  リーマンショック
2020  ????



2年のズレは過剰な金融緩和のせい、と後講釈で付け加えれば、なるほど、しっかり10年周期で暴落がやってきている。どの暴落も前後1年まで含めれば、3~4割ほど暴落している。今回も同じようになる可能性は充分ありそう。





『タピオカ流行は不況の前兆』というアノマリーもある。流行したのは1992年、2008年、2019年で、こちらも信頼性は高い気がしてくる。今年は不況になりそうだし。。。というか既に不況だけど。




『疫病は100年周期で流行する』というのもよく聞くアノマリー。


1720  ペスト
1820  コレラ
1920  スペイン風邪
2020  新型コロナ



こちらもしっかり100年周期で何か意味がありそうだけど、たまたまのような気もする。まさにアノマリー。




100年前、新型コロナとよく似たスペイン風邪では、人口5600万人のうち0.8%の45万人が亡くなっている。単純にこの死亡率を現在の日本に当てはめると、100万人が亡くなる計算になる。100万人は仙台市や広島市の人口と同じ。



スペイン風邪はどうやって終焉したのか?それは日本中にウィルスが蔓延して、生き残った人が免疫抗体を手に入れたから。



新型コロナもスペイン風邪と同じような経過を辿る可能性はある。なぜなら100年前と現在を比較すると、政府の対応がほとんど同じだから。



感染者を囲い込みせずに休校だとか、満員電車はOKでもイベントは中止だとか、現代の政府の対応は支離滅裂も甚だしいが、100年前の日本政府も全く同様の対応をしている。その他の対応も全く同じで、マスクの生産が需要に追いつかないのも同じ。



100年前と現代で違うのは医療の進歩。当時はウィルスとすら認識出来ず細菌と考えられていたけど、今ではウィルスを確認するどころか人工的にウィルスを作り出せる。ワクチンの種類も桁違いにある。日本政府が進歩ゼロならば、同じ轍を踏まないようにする肝は医療技術しかないのかも。



100年前のスペイン風邪では「厄除けの札を貼る」「ネズミを焼いて粉末にした薬を飲む」などのデマ対処法が流行したらしいが、今回は「お湯や焼酎でウィルスが死滅する」「花崗岩がコロナに効く」などのデマが流布した。人間の心理や行動は何年経っても変わらない、ということなのでしょう。



なんやったら人間は、雨乞いの舞を踊れば雨が降ると信じていた縄文時代から何も変わってないのかも。凄まじいスピードで進化する技術や文化に人類の進化が間に合うはずはないので、当たり前っちゃ当たり前だけど。



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